「フォークランド館の殺人」ケイト・ロス著 90年代に書かれたミステリを探る [本-エッセー・その他]
読書の秋というけれど、このところ、本の虫にとりつかれて、
早く寝ればいいのに、AM0:00頃、寝る前に、チョコッと読もう~
と本を手にして、結局、AM3:00頃まで、読みふけってしまう・・・
この時間帯って、すごく、本に集中できるんですよね~
いつもは、掛け持ちで、同時進行型、読書が、結構、多いけれど、
やっぱり、ミステリ-ものだけは、早く先が知りたい~
犯人当て も、読んでいて、魅力だしで、他の本に浮気しないで、
イッキに読んでしまいました。
フォークランド館の殺人 は、本の説明で、19世紀初頭ロンドン、
貴族の館で、社交界・・・なんてキーワードに弱いというか、惹かれて、
読んでみました。
時代背景的に、推理だけが頼りの正統派ミステリ-で、
社交界の伊達男こと、女性が思わず、ウットリしてしまう魅力的な男性
ジュリアン・ケストレルが事件解決の推理に・・・という所も、
作者のこんな探偵いたら、いいなぁ・・・的、願望が伺われますね。
殺された人が、表向きは、非のうちどころがない、
すばらしい人物だった!
が、しかし・・・
作者が弁護士だけあって、登場人物たちの人間に対する深い理解や、
加害者にも示される思いやり、共感など、心の底を見せる推理小説でした。
ベルガード館の殺人 が、このシリーズ(時代設定、登場する探偵)第一作
と知り、今度、読んでみようと思いました。
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